DTM
古い音源を身売りに出した。
SK-88Proは買って丁度10年くらいになるだろうか。ぼくはキーボーディストじゃないので特に曲を弾いたりとかそういうこともしないし、DTM自体嗜む程度のものなので、触っていた時間もそれほど長くないし、作った曲となると、更に少ない。
けれど自分に音楽ってどういうものなのか、MIDIがどういうもので、楽器にはどんなものがあって音色はどんな感じで、エフェクトでどう音が変わって、それらをどう組み合わせればいいのか、作曲ってどんな感じのものなのか、もちろん今だって全然判っちゃいないのだけど、そんな諸々の色んなことの基礎全てを教えてくれた音源だった。最近のソフトシンセや大量のサンプリング波形からなる音色を知ってしまうと物足りないけど、定番の名に相応しい癖のない素直な出音は叩いてとても気分がよかった。
最初に触れたSC-55でもいろんなことを知ったけど、文字通りPCの音源としての使い方が主で、能動的に、自分で音を組み立てることを教えてくれたのは88Proだったように思う。SD-80は電子音好みになってしまって結局あまり使わなかったな。勿体ないことをしたのかもしれない。
結局手元に残ったmicroXをどう使うのか、使えるのかはよくわからないけれど、現状他に欲しい物も必要なものもないので、きっとこいつも長い付き合いになるんだろう。次の機材がどうなるのか、というかそもそも自分がいつまでこんなことを趣味にしているのか、判らないけれど、半分惰性で10年以上続いたのだから、まだもう暫くは続くのだろうな。