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Glen Phillips / Secrets of the New Explorers

久々に覗いてみたらミニアルバムが出ていたので早速。

nimbitというのは海の向こうのオールジャンルな音楽配信システム、らしい。6曲、$6、mp3は192kbps。DRMフリー。うちReturn to meは無償で聴ける。

中身は、前作Mr.Lemonsに引き続きカントリー色強めのアコースティックサウンド。なんで宇宙船?とか思ったけど歌詞見て納得。宇宙や冒険といったレトロなモチーフを借りて、寓話的に離別とか孤独とかそういった内容を扱っている、ように感じた。WikipediaによるとTalk TalkとPeter Gabrielの影響があるらしい。Shackletonは南極探検のアーネスト・シャクルトンか。

おすすめは茶目っ気たっぷりなSpace Elevator。こういう古風なロックがやけに上手いんだよなぁ。あと最後のA Dream、

life is but a dream and it's time to wake up

締めがすごく上手い。泣きそう。短いけどメリハリの効いた良いアルバムだと思う。

普段はクラブミュージックほかインストゥルメンタル漬けなので、こういうジャンルの音楽はどこか懐かしく感じられる。ひとえにGlenの声とその人柄に惹かれるところが大きいのだけども。

Toadからの変遷をみると、内省の果てに自らの故郷に辿り着いたというか、原点を見つけたのかな、という印象が強い。安易に攻撃的になったり厭世感を撒き散らすのでなく、難しい抽象的な言葉を並べてみるのでもなく、深く静かに、自分を縛るものや自分を支える小さなものに思いを巡らせる、衒いのない誠実な音楽。