GAS / Nah Und Fern
H.WatanabeのMixの頭に流れていたのでふと存在を思い出し。

十数年前に今は亡き千の高原(デュルーズガタリとか懐かしいな)から出たアルバム4枚をだいたいそのままリマスタリングしたものがセットでお得な4kえん。前半2枚は持ってなかったので、つい出来心で…。初期作品はもう少し音色違うかと思ったら特にそんなこともなく、どこを聞いてもだいたい同じ音がする一貫ぶりが凄くて可笑しい。
何コレという人のために簡単に説明しておくと、いわゆるミニマルアンビエント、別の言い方ではアヴァンポップなケルン音響とかドローンとかそういうもの。中の人はKompaktの偉い人Wolfgang Voigt。ひたすら厚くて重いシンセパッドに覆われダブ気味の重いキックが一定のビートを刻んで響く、その名の通りGASの五里霧中に漂える独特の作風、というか発想の勝利、やった者勝ち的な実験的色彩の強い楽曲群だ。
緩急によるグルーブ的な高揚感を持たないコンスタントビートだとか混沌とした中低音だとか、色々影響を受けた(この前弄って公開し直したviewpointなんかも結構)割にもう何年も聞き直していなかったのだが、のんびり再評価中。